全国高校サッカー選手権大会1回戦のゴールキーパーのビッグセーブを分析!
中山です。
全国高校サッカー選手権大会も明日は準々決勝ということで、いろんなゴールキーパーを観ることできています。
今回は全国高校サッカー選手権大会1回戦のゴールキーパーを見ていきたいと思います!
神村学園高『坂ノ下 陸』選手
まずは鹿児島県代表、神村学園高等部の坂ノ下陸選手の対尚志高のプレーをご紹介します。
右サイドからワンタッチでクロスが上がります。
高めではあったものの、スピードがあり、ゴールキーパーが前に出ることはできませんでした。
ヘディングシュートがされるとき、ゴールキーパーの坂ノ下陸選手はしっかりと構えてシュートに備える子tぽができています。
速いクロスだったということもあり、シュートコース自体は甘かったですが、跳ね返るヘディングシュートは速いシュートということが予測できます。
そこで、坂ノ下陸選手は『コラプシング』という足を払ってシュートを止める技術を選択し、ボールに触ることができました。
こぼれたボールにもすぐに起き上がってボールを保持することに成功しました。
このような人間の【無意識的動作】をしっかりとできるゴールキーパーは素晴らしいなって思います。
考えてボールに食らいついていたら絶対に間に合いません。
そういった意味では、日々のトレーニングで構築されている動きだと感じました!
大津高校『松村龍之介』選手
続いては熊本県代表、熊本県立大津高の松村龍之介選手の対桐光学園高戦でのをご紹介したいと思います。
中央から背後にボールが出たシーンです。
最初の画面上では松村龍之介選手は出てこない買ったのですが、背後に出たシーンから前に飛び出してくるのが見えます。
ボールが蹴られた時に、良いスタートポジションが取れているからこそ、タイミングよく前に出て触ることができました。
しかしギリギリで触ったため、ボールはこぼれてしまいましたが、素早く起き上がってボールへ。
下がるよりもそのままボールにアタックする判断が素晴らしかったですね!
よってセカンドボールを奪うことに成功しました。
身長こそは高くないものの、良いポジションと的確な判断力で好プレーを生み出したシーンでした!
東福岡高『松田亮』選手
最後は福岡県代表の東福岡高の松田亮選手の対浦和南高戦のプレーを見ていきましょう!
こちらのシーンは横パスにミスがあったところを取られてしまったシーンです。
そのまま浦和南高は横パスを選択しました。
それを左足でワンタッチシュートでした。
その時DFの頭にあたり、シュートがドライブ回転になりました。
シュートも急降下し、タイミング自体もずれている状況でした!
しっかりとステップを踏み、タイミングを合わせてダイビングした部分が最高でしたね。
半身になる時間はなかったものの、試合の流れを決めるビッグセーブになったことは間違えありません。
ビッグセーブをしない試合の方がいいに決まっています。
しかしながら、1万人以上の観衆の高校サッカーで、5m先の声が聞こえないということも理解しておく必要があります。
どんなに組織だってプレーをしたとしても、どこかにほころびが出れば、シュートを打たれてしまいます。
そのシュートがまぐれだとしても、厳しいコースに来ればゴールキーパーにとってはたまったものではありませんよね?
試合を決める可能性があるシュートをビッグセーブできるゴールキーパーは非常に頼もしいと私は感じます。
やはり、そういったビッグセーブに隠れているのは、しっかり積み上げてきている基本的なトレーニングです。
その部分を忘れないようにしましょう!
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基本編より引き続き、シュートストップ編
金額:1,620円(税込)
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